はじめまして、北和在宅救急クリニック院長の關(せき)と申します。
奈良の地で育ち、これまで救急医として約20年間、救命救急センターにて救急医療に従事してきました。そして『奈良県の救急医療をすこしでも良いものに』との思いで、救急初療対応、ドクターヘリなど病院前救急診療、熱傷診療・集中治療、DMATなど災害医療といった救急医療に携わってきました。
その中で、在宅療養されておられる方々も救急搬送されてこられましたが、どうしても病院の視点・基準で対応してしまい、一旦入院すると自宅や施設に帰ることができなくなることがあり、それが本当に患者さんにとって良かったのかと思うことがありました。
医療技術の進歩や社会保険制度などの発展により、在宅療養患者の方々の病気やケガの対処をする際に、必ずしも病院でなくてもできることがたくさん増えてきました。
そこで、在宅療養患者の方々の救急対応を『在宅医療マインドー治し支える医療ー』をもって、在宅で展開しようと考えました。そうすることで、地域の救急医療の一翼を担っていきたいと思いました。
さらに、地域のかかりつけ医の先生方と連携して在宅療養患者の方々のさまざまなサポートもできればと考えています。
新しい在宅医療の一部門としてみなさんと一緒に広げていければと思います。
奈良市立富雄南小・中学校、奈良県立北大和高校卒業
患者さんの想いや価値観に
沿った医療を提供すること。
地域の救急医療を支える
はたらきをすること。
地域の在宅療養を希望される患者さんの在宅療養支援をおこなうこと。